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式根島旅行
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2003年 恒例式根島旅行

一月遅れのバケーション!(9/12〜15)
レポート by おーゆみこ

「今年の夏はどこへ行った?失われた夏を取り戻しに行こう!」と、このツアーについてはしつこく宣伝したが、まさに夏は取り戻された! (今まで雨を持ってきた雨男がいったい誰だったのか、かな〜りハッキリしたのだがまあそれについてはおいておこう)。
(文中の写真のほとんどは、クリックすると大きな写真が見られます。写真からこのページへ戻るには、ブラウザの戻るボタンを使ってください。 Photo by カイシャ小林

台風14号の影響はややあったようだが、船もさほどには揺れず、船から降り立つと夏の日差し!!「やったああ!」3年連続できている連中はとりわけ喜びが大きい。過去2年間は冷たい雨に出迎えられたもんね・・。
宿に着いても今までのようにまったりすることもなく、とりあえずみんなけっこう心逸らせて海岸に向かう。海岸入り口の駐車場に自転車を止め、そこからはややきつい下り坂を降りてゆくのだが、眼下に見える海は青く澄んで美しい!!おー、これぞバカンス!!展望台より
心配したクラゲもどうやらいないようで、みんな大喜びで海に入る。・・・・以下、ワタクシおーゆみこは水中から出てこないヒトになってしまったので、こんなレポートを書こうとしているが、実はオカでどんな面白いことがあったのか、あまりよく知らないのだ。去年と一昨年の分も泳ぐぞ、とひたすらガッついているのである。泳ぎたい一心で体力をセーブすべく、崖下の温泉に行くとか、夜中の温泉に行くとか、そのほかの疲れることにも参加していない・・。
というわけで●業務連絡●ツアー参加者からのレポート寄稿をお待ちしております。ときに地鉈温泉ばなし、夜中の花火&温泉ばなし、ヨット同乗ばなしなど求む!!投稿があれば随時追加リリースします。

イメージ写真。式根島ではないですが海の中のことならレポートできるのだが、読んでいるほうには大して面白くもないだろう。色とりどりのトロピカルフィッシュにまじって、60cmぐらいのナポレオンフィッシュもどき、イカの群れ、ボラの群れ(これを見てその昔、某女子が「マグロだよ!まぐろ!本マグロだよ!」と叫んだことをつい思い出す)、 少し詐欺かも 1mぐらいのウツボ、海草に擬態している変な魚(オビデンスモドキというらしい 註2)、黄色いキリンのようなモヨウのくっきりしたウミヘビの仲間(モヨウモンガラドオシというらしい 註3)、ダツ(サヨリの仲間、実はけっこう危険な魚 註4)の群れ、などなど、今年はいつもより遙かに魚影が濃く、種類も豊富でフィッシュウォッチャーの私としては大満足。
だが今年は(というか例年のことだが)せっかくこんな海に来ても、魚を見て喜ぶヤツは多くないのだった。浜辺ではさっそくパゴージが始まる。お兄ちゃん・マウロ・こゆみこが揃っているので最強だ。
風がものすごく強いんですもんかと思うと、かじ姐とよりきちは二人で「撮影会」をしている。よつんばいになって胸の谷間をいかに「寄せて」パイレーツにするか・・「ほらもっと腕を内側に寄せて!」かじ姐の厳しい叱咤の声がよりきちに飛ぶ・・。「おーいいねいいね、そうそう・・」オヤジである。が、そのよつんばいの背後に回ってお尻のショットを撮ろうとしているノエッチはさらにオヤジだ。
天気はいいのだが、台風14号の余波なのか、風が強い。ときどき突風が吹き、砂が吹き飛んできてバチバチバチバチ・・と身体に当たり、痛いのである。よそのお客さんのところから、ワニが飛んできたりもした。誰も引き取りに来ないので、しばらくそのワニを飼って(?)いた。そんな中でもめげすにパゴージをやりビールを飲み怪しいポーズを撮って写真を撮る面々。だがそのあたりのさらなる詳細は上記のように他の人の報告を待とう。

エビがこんなに!夜はお待ちかねのバーベキュー。いつも使っている大浦海岸のバーベキュー場は先約があるとのことで、世話してくれる「黒石塚」こと宮川さんの自宅の庭でやる、という。これがスバラシイ。
個人のお宅とは思えない広々した庭、庭に面したリビングも天井が高いおしゃれな造り。風が例によって強かったので、海岸沿いではないガーデンパーティが大正解だった(いつもは強風で紙皿が飛び交いショーユを頭から浴びながらやっていたのだった)。 見よ、この食材の数々 その庭で、宮川さんとその手下(?)たちがかいがいしくエビやイカや魚を焼いてくれる。宮川さん自身がその場でさばいてくれる新鮮なお刺身も!おまけに宮川さんちの冷蔵庫に入っている缶チューハイや焼酎も「飲んで良いですよ」ということで、さすが太っ腹!!
今回のBBQには、かじ姐がサッシで知り合ったというヨット乗りの人々が合流した。総勢9人で、前日深夜に久里浜を出航したのだが、台風の余波で若干波があり、かなり苦労したらしい。
新鮮な刺身制作中の宮川さん16時間かけてやっとたどり着いたとのことで、かなりヘトヘトだとのことだったが、バーベキューが始まってみれば、我々と一緒になって飲めや踊れやの大騒ぎ。
翌朝になってヨットの人々の代表格Hさんが、リベルダージの男性はみんな優しいから、うちの女性たちはみんなとても気に入ったみたいですよ、とおっしゃっていたが、そりゃそうでしょうとも。みんなどことなく必要以上に涙ぐましく優しかったと言ってもよい。ヨットの人たちもノリがよく、ダンスやマラバなどにもけっこう素質を見せている人がいた。が、残念ながら彼らは週末(とくに夏の)はヨットの活動なのでリベジに入ってくれるというわけにはいかなかったのである。

BBQ後、有志と称する4人で、島で唯一の居酒屋「千漁」へ。「あしたの夜みんなで行くから下見しなきゃね」と言うのはもちろんタテマエである。2年前、「サンバより酒」の軍団が大襲撃し、店の酒を飲み尽くし、楽器がないのでパゴージもできないのにめげずにカラオケで踊り狂った店だが、お巡りさんの足あと遺跡発見去年はなぜかお休みで(避けられた?!)期待していた連中はがっかり。今年は無事営業していてくれた。綺麗な色の式根フィズも、名物「くさや」も健在。
その店へ行く途中の道に、お巡りさんの等身大人形があり、2年前には酔っぱらったヤマダマとコナオが、その色白でどこかはかなげな表情の美少年?お巡りさんに抱きついてキスをしていた。ところが今年、そのお巡りさんが見あたらない。よくよく見ると・・・その「足跡」だけが残っていた!
さては、自分の唇を奪ったヤマダマが自分を放って結婚してしまったので嘆いて海に彷徨い出たか・・! いやヤマダマに唇を奪われたこと自体を嘆いたのかもしれん・・などとバカを言い合う。


宿に戻ると、ロビーではヨット組とリベジが相変わらず和気あいあいと騒いでいる。そしてさらにみんなで夜の温泉だ!と雄叫びをあげて「雅の湯」に繰り出していったが、明日も泳ぎまくるつもりの筆者は体力温存のためリタイア。そこで何があったかは誰かレポート頼む!
真夜中の温泉に出かける酔っぱらいたち 真夜中の「雅の湯」 夜中の温泉で花火とパゴージ

翌朝は、さらにピーカンである。私は一刻も早く海に行きたくてたまらない。ところが案の定、前夜めいっぱいやってた連中は午前中は使い物にならない。
唯一、若干「巻き」モードに入っていたのはよりきち・しのきち夫妻。なぜかというと・・・・彼らは15日5時半開演のジョアン・ジルベルト公演の切符を買ったのに、ツアーの帰りの船が竹柴に帰着するのがその15日5時半であるということに気が付いていなかった。出発直前に気づいたが、15日の早い便はもうとっくに満席。仕方なく、14日の午後の便で帰らなければならないハメになっていたのだ。15日の早い便にはキャンセル待ちを入れていて、キャンセルが出たかと最後までしつこく(ビーチからも)電話を入れていたが、島に来てしまってから帰る便にキャンセルが出るとはとても思えない。結局、泣く泣く1日早く帰っていったのでありました。
イラストイメージ ヨットそういう事情で行動の比較的素早かった高篠夫妻と、ダイバーみなきちくんたち数名と中の浦海岸にいそいそ出かける。三々五々、他のメンバーたちも集まってくる。が、午後になっても海岸には半分ぐらいしかいない。カップルたちは行動がそれぞれ「ふたりの世界」なのでいつものことだが、大王が都合で来れず、にわか独り身で「ナンパ待ち!」と宣言しているカジ姐もいつまでたっても姿が見えない。どうしたのかと思っていたら、なんと、午前中にヨット組にミニ・クルーズに連れていってもらったのだが、あまりに揺れが激しくてすっかり船酔いし、宿で寝込んでいるのだそうだ。中野氏も同様。ヨットに乗せてもらった3人のうち元気だったのはノエッチだけ。あ〜あ、せっかくのピーカンなのに・・。でもヨットクルーズはつらかったけれどそれなりに面白かったらしい。これまた、<レポート求む!>

この日は風もなく、雲もなく、前日に増して海水浴日和。もちろん筆者おーゆみこは水から上がらないので、オカでなにがあったのかわからん・・・が、お兄ちゃんとこゆみこ組が別行動をしているのでパゴージもできない。きわめてまったりと過ごした1日であった(ようだ)。
くさやの干物そねでの夕食後、前夜下調べ?しておいた居酒屋「千漁」へ繰り出し、未経験の人に「くさや」体験を強いる。それにしても、なんであんなクサいもの(知らない人には伝えにくいが、ドブのような匂い)が、しまいにはこのうえなく美味しく感じてしまうのであろう。不思議である。そしてその後はまたしてもみんなで夜の温泉に行くのであるが、これまた<レポート求む>状態の私である。なんでも、くっついてきた人なつこい子猫に「よりきち」と名付け(人にやたら「寄ってくる」から「寄りきち」である)みんなで邪険にしていた(??)そうな。「よりきち、あまり寄るな、あっちいけ!」

レポート求む!に応えて早速書いてくれたドリル小林こと「こばP」のレポート
about 2日目の夜
千漁から戻った我々は、またしても雅ノ湯へ向かう。 総勢10人位だろうか。兄ちゃん、こゆみこ、マウロもいて、すっかりパゴージモードである。中野さんもしっかりタンタンを手にしている。
また、長さんの楽しみにしていた花火大会も、温泉場で決行のようである。

今回は雅ノ湯を通り越して、足付温泉まで足を伸ばす。
そこには、先客のオジサンが一人いたが、その(怪しい)オジサンともすぐに打ち解け、現場は貸切のパゴージ場兼花火会場となった。

そのオジサンは一人でラジカセを持ち込み、テープを聞いてた人だ。
リベジ軍団が乱入して、大騒ぎしたら怒られるかな?っと思ったのだが、なかなかノリのいいオジサンであった。花火でもパゴージでもどんどんやれ、、、と言う人だった。

さらにパゴージの輪に入りこゆみこさんを誘って社交ダンスを始める始末。なれない社交ダンスに戸惑うも相手をしてあげるやさしいこゆみこさんであった。
オジサンいわく、社交ダンス1級であるそうだ。(そんな級があるのかどうか知らないが。。)

天気は快晴で星も多く出ていたが、中秋の満月の3日後とあって大きな月が我々の頭上にあったため、残念ながら天の川は確認できなかった。

花火が打ち上げられる中、温泉の奥の方では、カップル3組、「微妙な距離」をおいて自分たちの時間を楽しんでいた。
頭上の素晴らしい夜空を見上げながら、互いの愛を囁き合っていた。

パゴージがさらに盛り上がってゆき、夜の足付温泉はひと時の賑やかさに溢れ返っていた。

気持よさそ〜3日目も快晴。嬉しいことに、かなり早い時期に高速船の午後便を押さえてくれた長さんのおかげで、午前中一杯ゆっくりできる。またしても海に出かけ、温泉に出かけ、楽しい時を満喫。おまけに昼ご飯もゆっくり食べられる。というわけで3日連続で千漁に押し掛ける。が、普段お昼にはそんなに人が来ない店では大慌て。しかも大部分が「式根島定食」つまり天ぷらを頼む。注文してから揚げている天ぷらなので、思い切り時間がかかる。結局、船の時間ギリギリになってしまい、そねのおばちゃんおじちゃんにせき立てられバタバタと港へ。ふう。

リベルダージのロゴマークそれにしても、天気がいいとこんなにも違うものか。
泳ぎまくった私はもちろんだが、みんなそれぞれ、「今年は最高だった!」と大大満足。そういえばこんなに天候不順な夏だったのに、パレードでも結局雨に降られたことはなかったし、さすがは太陽マークをかかげるリベルダージである、と去年一昨年のことはあっと言う間に忘れてゴキゲンなのであった。


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[註釈] (1)オビデンスモドキ
(2)モヨウモンガラドオシ
(3)ダツ

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