練習について

やるときはやる。遊ぶときは遊ぶ。が、リベルダージ的。

  • 夏だけ活動してるわけじゃないんです。

練習風景

リベルダージは夏になると浅草をはじめいろんな所でパレードをやっていますが、練習は夏場だけでなく年中やっています。ここでは、リベルダージがいつもどんな感じで練習をやっているか、ちょっとご紹介しましょう。
もちろん真剣にやるべきところでは真剣にやっていますが、そこはサンバチームの練習。みなさんが想像される練習風景とはひと味違うかも?

サンバはやっぱり端で見るよりも体験するのが一番。初めての方でも、すぐチームのメンバーと一緒に、踊ったり叩いたりすることができます。

練習風景

リズムの真っ只中に身を置いて、まずは躍動感と興奮を味わってみてください。

練習は基本的に日曜日で月2回程度。高島平区民館やすみだ生涯学習センターを使用することが多いです。が、日程・場所とも例外がありますので、詳しくはチーム公式スケジュールのページを参照してください。

リベルダージのメンバーは、練習に参加するときはスタジオ代の一部として1回500円を負担していてます。
時には子供連れで参加する人もでも、初めて見学される方は無料です。また、見学を希望される際には、事前の予約等も不要ですので、いつでもお気軽にどうぞ!
なお、このページでご紹介している練習の時間や内容は一例です。内容はときどきかわりますので、
詳細は担当joinus アットマーク gres-liberdade.com
まで(メアド収集ロボット対策のためこういう表記にしていますが、カタカナ部分を変えて入力して下さい。お手数かけて申し訳ありません)。

練習の内容について

いつもの練習風景

時間 ダンサー バテリア(打楽器隊)
10:00~
先輩ダンサーの指導による練習が始まります。
普段はサンバ・ノ・ペ(サンバステップ)など基本的な練習をしていることが多いですが、日によってはメンバーがブラジルで撮影してきたエスコーラ(サンバチーム)の練習風景や、リオだけで放映されている番組などのビデオを見ることも。思わぬ発見もあったりして、さながら研究会のような感じですよ。
バテリアの午前中の練習は主に基礎練習に当てられます。特定のパートを対象にした練習の時もあれば、パートを特定せずにリズムの基礎的な練習に当てられることもあります。
練習内容によっては興味のあるダンサーが楽器片手に参加することも。ダンサーにとってもリズム感をつかむことは重要ですね、ダンサーの参加も大歓迎です。
12:00~
昼休み
(コンビニで買ってきて廊下で食べたり、外に食べに出たり、みんないろいろです。十条スタジオの1階には喫茶店があり食事もできます。)
13:00~
昼食をはさんで、サンバ・ノ・ペや歩きかたなど基本的な練習があります。
その時々で、先輩ダンサーが教えたり、ブラジル人講師によるレッスンがあったりします。(ブラジル人講師によるレッスンの場合は別途自己負担金500がかかります)
バテリアとダンサー合同での練習14:30~15:00くらいからは、バテリア(打楽器隊)と弦楽器の演奏、そして歌にあわせて踊ります。
スタジオの扉を開いた瞬間聴こえてくるリズム、リズム!!CDとは迫力が違います。雰囲気に飲まれて、さっきまでできていたステップがおぼつかなかったりするかもしれませんが、だんだんサンバのリズムが自分を誘っているかのような感覚に陥ります。そうなったらしめたもの!最初のときとはうらはらに、練習のときにもできなかった動きができたりするかもしれません。
昼食後、バテリアも練習再開です。
13:00きっかりにジレトール(バテリアのリーダー)が「はい、始めましょう」と号令をかける、というよりは、13:00ごろになると叩きたくてうずうずしている人たちから自然発生的に音が出始めて、ある程度音がまとまってきたところでジレトールがまとめに入る、といった感じになることが多いです。開始後しばらくはバツカーダ(註1)の練習が中心になります。全員でアンサンブルの練習をしたり、楽器ごとわかれて打ち合わせしつつ練習したり、と、必要に応じてスタイルをかえています。

また、この時間を利用して歌の練習をすることもあります。サンバは打楽器だけではありません。素晴らしい歌がたくさんあるのです!

15:00ごろになると、今度はサンバエンヘード(註2)の練習を開始、パレードのときと同じように弦楽器と歌手が入ります。
また、それまでは別の場所で練習していたダンサーも合流し、全員が同じホールで練習します。
16:00
~16:30
全員参加のミーティングがあります。
新人の方の自己紹介や連絡事項などを伝えます。その後速やかにPA機器などの片づけにかかり、16:30には終了・退出します。
練習
終了後
一部のメンバーは近場の居酒屋へ繰り出します。もちろん自主参加ですが、練習場では話せなかったこともここならゆっくり話せますし、お酒が入るとメンバーも練習場とはまた違った一面を見せます(違いすぎる人もいますが)ので、一度のぞいてみることをお勧めします。
宴会の中心にはいつも歌がもちろんお酒の飲めない人でも大丈夫。また、酒の無理強いや、女性にお酌を要求したりなんてことはぜったいありえませんので、ご心配なく。練習のあとの一杯(いや十杯、百杯?!)が目的でサンバをしているメンバーもいるとかいないとか。そのうちここでもたいていは歌えや叩けや踊れやで宴会状態になっちゃうんですが。そうそう、パレードや練習以外のサンバの楽しみ方として、パゴージ(註3)というものがあります。飲み会でも屋外でも場所と機会さえあれば、いや、隙さえあればやってしまう我々。パレードよりもむしろこちらのとりこになってしまう人も多いのです。

その他
ダンスの練習には、底の厚くない靴と動きやすい服と、タオル、着替えをご持参ください。服はダボっとしたものよりぴったりしたものの方が、鏡で自分の動きを確認できてよいと思います。
初めてバテリアの練習を見学される際は、動きやすい服装を準備されたほうがいいかと思います。楽器を持っていなくても大丈夫です。種類は限られますが、チームの楽器をお貸しできます。
また、楽器を購入される際には、事前にジレトール(打楽器隊リーダー)に相談されることをおすすめします。
練習後の居酒屋まで含めると丸一日になりますが、好きなときに来て、堪能されたら好きなときに帰っていただいて構いません。

[註釈]

(1)
バツカーダ(Batucada):打楽器隊(だけ)での演奏。
(2)
エンヘード(Samba de Enredo):毎年チーム毎に、カーニバルのパレードのために作曲されるサンバ。筋書きをもっているのが特徴です。
(3)
パゴージ(Pagode):ブラジルでの元々の意味は、家の裏庭に集まりそれぞれが楽器を持ち寄ってフェイジョアーダや酒と共に即興的にサンバを楽しむスタイルのことですが、
リベルダージでは楽器を持ち寄って思い思いに演奏や歌を楽しむことをさしています。
年に1度の”カーニバルのサンバ”とは好対照の、日常的なサンバです。