サブロク(3×6)【素材】

生活の中で生まれアジアで広く使われてきた、30cm前後の「尺」を基底とした尺貫法は、日本では1966年以降の利用が禁止されているが、現在においても建築や服飾での基準としての大きさは、タタミやベニヤ板の大きさ、生地の幅などに見ることができる。「さぶろく」は縦横3尺6尺、つまり900mm強×1800mm強を表し、その大きさの各種の板や発泡スチロール、ある種の紙などを指す通称になっている。