発泡ポリエチレン【素材】

見た目や用途が発泡スチロールに似ているが、手触りが明らかに違いグニャっとしていて割れずちぎりにくい。発泡スチロールのようにビーズ構造の集合体のものもあるが、スタイロフォームのようにビーズ構造でないものも多く、後者の代表例は「リンゴやマンゴーが個別に着ていることのある白いヒモが網状になったやつ」や「お風呂の床に敷くマット」、「エアコン室外機との冷媒パイプを断熱するチクワ状のやつ」である。溶剤系接着剤の多くに溶けず、それは同時に「接着剤が効きにくい」ことを意味するが、発泡の泡に少ししみ込んで固化するものは機械的に接着できるということになる。強度両面テープ、ポリエチレンに使えるタイプの溶剤系/非溶剤系接着剤を使う。細かい気泡のポリエチレンフォーム「ライオンボード」も参照。写真は前述のエアコン室外機パイプ断熱チューブ材「カブセール」のディテール。