updated on 13/4/00
無謀なことにカーニバルで沸きかえるブラジルに、先だってオークションで入手したPowerBook2400携帯セットを持ち込み現地レポートをしています。字ばかりですが読んでね!

Carnaval2000 on RealTime Report
リオのカーニバル現地レポート

旅    程
旅行準備編

エアーチケット予約

リオとサルバドールの2都市を目的地に決めたため、国内線を持つVarigが値段的にもっともお得です。ブラジル旅行社で194,000円でした。(1/7)
ブラジル国観光ビザ取得

まず観光ビザをとります。有効滞在期間は3ヶ月。延長は6ヶ月まで。エアーチケットか預金残高を見せねばなりません。私は今回旅行代理店に代行してもらいました。写真は5×7cmのイレギュラーサイズ1枚必要で写真館に行く必要があります。
滞在先手配

リオ在住の友人に現地のホテルを問い合わせてもらったり、以前リオに住んでいた知人に聞いたりしましたが、比較検討の結果、インターネットで知り合ったリオ在住の方に教えてもらったIpanema Comにてネット経由で予約しました(料金面もレスポンスもよかった)。この方のホームページはリンクしています。ちなみに上記のリオ在住(現在・過去)の2人の知人は我がリベルダーヂの人です。(1/11)

もとは一人旅でしたがサンバ友達(女)が4月に行くというのを聞いて、そんな時期に何しに行くの?と詰め寄り、日程変更させ、途中から合流させることにしました。これによりホテルの予約を一部変更し、カーニバル終わってからは眺めのよい部屋にすることにしました。わーい!(2/3)

黄熱病の予防接種

1月に入って医薬機器メーカー勤務のサンバ友達より首都ブラジリアで黄熱病が流行しているという報告があり、費用4,500円で予防接種をしました。ブラジルに行くのに予防接種をするのは実は今回が初めてです。最近友達(これまたサンバ友達)に借りて読んだバイオハザード小説『夏の災厄』の印象があったからかもしれません。接種は「日本検疫協会東京診療所」でしてもらいました。要予約03-3201-0848。(1/20)
インターナショナルキャッシュカード取得

多額の現金を持ち歩きたくない・・でもどこでもクレジットカードが使えるわけではない・・現地通貨は絶対必要・・・。円→$→ブラジル通貨ヘアルへのダブル両替での手数料もなんかあほらしいような・・。そこで最近銀行が始めたインターナショナル・キャッシュカードを作りました。私の場合は富士銀行にしました。ネットはMASTER系(Cirrusマーク)です。もともと普通預金に口座がありましたが、貯蓄口座を開設する必要がありました。定期預金と違って下ろせなくなる訳でなく、普通預金よりちょびっとだけですが利率がいい、ということだったので決めました(利率は入れる額に依ります)。ただし現地通貨での引落し手数料が250円/1回、さらに提携の海外ATMによってはさらに所定の手数料がかかります。
その後郵便貯金でもCITIBANKとの提携(こちらはVISA系ネットでPlusマーク)で同じサービスをしていることを知りましたが、そこはお役所、審査に4週間かかるということで今回は断念しました。手数料が200円というのは魅力でしたが。(けちくさい話ですみません)(1/17)

結局使えません。銀行を見つけるたびに片っ端から試しているのですが・・。$500だけしか現金を持ってきていないのでかなり厳しいです。VISAのキャッシングができるかどうか、カーニバルの前に再チャレンジとなりました。(2/28)

ブラジルからモバイルするための物品購入

というわけで今回のブラジル行きで今までより大きな実験をしようとしてます。もし旅程の期間に入ってしばらくしてもこのページが更新されないようなら失敗というわけです。

購入した機器:
  • PowerBook2400携帯セット(カードモデム+外付けフロッピードライブ+携帯バッグ)
  • ブラジル用モジュラージャック変換アダプタ
  • 電源コンセント変換アダプタ
  • モデムチェッカー

  • 加入しているプロバイダは海外のアクセスポイントがないので、いちいち国際電話することになります。目的はこのページのアップとメールのやり取りです。ただ、メールを取るのが精一杯かもしれません(笑)。
    変更・・先日プラサ11にて、偶然リオから帰国した直後の中原仁さんに『国際電話料金払うよりもローミングサービスのあるプロバイダに加入したほうがいいよ。ブラジルは市内電話は安いけど、市外と国際電話は異常に高いから。』と伺い、グローバル・オンラインのスーパーライトに加入しました。月次契約500円で1MBのホームページ容量とメールアカウント1個がついてきます。(2/4)

    しかし、GOLを退会することにしました(2/9)。リオ、サルバドールのAPに国際電話をかけて接続テストすること2日間にわたり100回以上・・・「認証されません」。ついにサポートセンタで調査をお願いしたところ現地のサーバが落ちているとのこと。またこのアクセスポイントは米系ローミングサービス会社GricNetのものなので、そちらに問い合わせろ、ということだったのでお手上げになりました。問い合わせたところでそう簡単に機器の入れ替えをするとは思えませんから。
    さぁ、時間がない、困った・・と思っていたら、たまたま楽天市場にスーパーファミコンをフリマで出店していたのですが、それを落札した方がプロバイダーKCOMにお勤めだったので、いろいろ聞いたあげく、KCOMに賭けることにしました。初期費用3000円、月額500円でホームページ容量2MB、接続月間3時間込み(超過8円/1分)。どうか繋がりますように。
    Rioは無事繋がりました。このページもKCOMに載せました。(2/15)
    日本帰国後、メインプロバイダーhighwayにページを載せ変えました。断線後の記憶を辿りながら少しずつページを足していっています。でも日記は記憶の生々しい内につけるものと今実感しています。(4/13)

    事後談〜ブラジル旅行のリバウンド?!〜

    ブラジル旅行の間に、2度ほど体調を崩しました。また自分の部屋に帰ってビックリしたことが2つあります。1つは留守宅を預けていた友人のおかげでベランダの花壇が花真っ盛りになっていたこと。←こいつはうれしい!もう1つはクレジットカードの督促と、キャッシュカードのロックです。今回インターナショナル・キャッシュカードを作った際に普通預金から振り替えて口座を設けていたのですが、そのため普通預金の残高が目減りしていたのです。クレジットカードは普通預金から引き落とされるもののため、いつのまにか残高不足に!留守電は督促のメッセージでいっぱい。帰国翌日は朝8時半前の督促電話でしっかり叩き起こされました(笑うに笑えない)。

    月曜にさっそく振り込もうとしたところ、今度はキャッシュカードが使えない!問い合わせると、「何度か間違った暗証番号の操作があったため自動的にロックされています」とのこと。ひえー。そうです。引き出せない原因は暗証番号のミスにあったのかもしれないのです。今回の口座を作るのに前後してサイバーバンクの登録もしたのですが、それの暗証番号と混同していたことに帰国後気づいたのでありました。さっそく銀行に本人確認の書類を持ってロック解除に行きました。それにしてもブラジル最後の日までクレジットカードが使えたのはほんとうにラッキーでした。

    しかしまだ続きます。日曜のリベルダーヂの練習には元気に行ったのですが、2.3日すると、吐き気、相変わらずの食欲不振、そしてついに扁桃腺の腫れ、発熱...と一気になだれこみ、現在まだ全快していません。年末に会社を辞めて、まぁ旅行するから帰ってきてから国民健康保険に加入しようなどと考えていたばちが当たったのかもしれません。

    無保険の身なのでしばらく様子を見よう、などしている内に、どうしようもなく具合が悪くなっていきました。さすがに喉や扁桃腺だけでなく口腔内全体と唇までが腫れあがり、温めの牛乳ですら染みる事態になってやおら病院に駆け込みました。お医者さんいわく「あんたが思ってるほどひどくはないよ」ってそりゃないよ〜。こんなひどい状態は生まれて初めてだわいっ、と心の中で抗議しつつも、貰った薬を4日飲み続けた今日、快方への兆しが現れたのでほっとしております。妙なウィルスを帰り間際にもらってしまったようです。今回はお腹も1度も壊さず快調・快調と思っていたのにー。

    まだ他にもしなければならない旅の後始末があるのです。旅行中に壊れてしまった愛機Macと最新式APSカメラの保険申請です。こんな体調なので直ったらとりかかる予定です。(4/13)

    旅行準備 リオ(カーニバル前)リオのカーニバルリオ(カーニバル後)サルバドール周辺


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