爆発!行け!我らがリベルダージ
2000年エンヘード集について-その2『なにはともあれENREDO』
K宮正武
2000/2
インペラトリスは最初がすごく印象的ですが、曲中では少したいらになっちゃうかんじがしますね。
ベーヂャふろーは短調部分と長調が半分ずつでバランス良く(?)でもでも、サビの前のフレーズは少し退屈しちゃいますね。
短調部分は少ないですが、思い入れも込みでMANGUEIRAは良いですね。サビの前のうたのバックにカバコ?トレモロのピロロロロンが入ってるのがカッコイイ!
PORTELAの入りが「おっ?!」と思わせる短調なのに、長調にうつると急にモサクなってしまう感じがします。でも全体的にマイナーに包まれていてイイですね。
カプリチョーゾはさいしょ、「ブラージール!!」かと思ってしまった。少し似てる?
ILHAはサビ(?)、ちょっとねらいすぎのような気がします。なんか「ここでみんな声をそろえてうたって!」みたいな感じ。でも結構好き。
トラディサォン、イイッスね、カッコイイ!ひょっとして今年一番充実してる短調ENREDOかもしれないっす。と思ってチヂューカをきいたらイントロでシビレました。。でも本番ではどうすんだろ?!
96年の曲がMANGUEIRAに続いて好きなPORTO DA PEDRA、期待して聞いたら超明るい曲だったので、そこで聞くのをやめてしまいそうになりました。ほどよくマイナーとメジャーがMIXされていますが、なんかちょっと中途半端な感じがしてしまいます。
今年はチームのテーマ曲が入っていない分(今年は入ってるとかんちがいしてた。ききなおしたら入ってなかった。やっぱり全体でブラジルの歴史を表現するから(※註釈)いれちゃいけないのかな〜?)イントロがこってる曲が多かったので、本番ではどうなるのかとても気になります。
なんかイロイロ書きましたが、ENREDOってききこむと大嫌いだった曲が好きになったり、好きな曲が嫌いになってしまったり(めったにそれはないが)するので、この先どうなるかわからないけれど、全体的に2000年のENREDOは良いですね。POPなのがとても悲しいですが。
なにはともあれマンゲイラ。
(※註釈)2000年のカーニバルでは、ブラジル発見500年ということで各チームとも歴史のひとコマを表現したのでした。

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