1999/9月  第6回   

浅草お疲れさま!
キソチシキ★カーニバルへの道のり」


☆みなさま浅草お疲れさまでした。いろいろ大変なこととか面倒なこととか納得できないこともあったかもしれません。でも、規模は違えど年に一度のカルナヴァルであることはリオと同じ。その喜びだけは忘れないでいたいですね。
☆さて、嵐のような日々が過ぎ秋風が吹き、ほけら〜としてしまった方も多いかもしれません。そしてふと思うのは「ブラジルのエスコーラはカルナヴァルの後、何やってんだ?」(・・・そんなこと考えるのは私だけ?)。ちょっと聞いてみましたらね、リオでも大部分の人にとってはカルナヴァルはシーズン物。冬の間は関係ないよ、って人がほとんどだそうです。でもそれは1年中それにかかわっている人がいるからこそ出来ること。リベヂではみんなが仕事や学業の合間に準備するのですから、そろそろ来年の準備にとりかからなくちゃです。
☆来年のテーマ決定→テーマ曲(エンヘード)の作曲・各種デザイン決定などが、これから梅の季節にかけて怒涛のようにやってきます。テーマ=ENREDOはパレードすべての元になるもの。テーマ曲=Sambas de Enredoは何度も何度もみんなが歌い演奏するもの。それらの決定過程に最初からかかわれるなんて素敵じゃない?
☆リオではカルナヴァレスコと呼ばれる演出家がすべてのデザインを決めていきます。テーマ曲はコンテスト形式で選出されます。そうなんです、一部の特別な才能をもった人しかかかわれないんです。
☆でもリベヂは違いますよ!みんなでアイデアを出し合って、いいものを作っていくのがリベヂです。「全体の事はわからないけど、アレゴリアにこんな仕掛けはどうかな?」「歌詞が難しいと覚えられない。ララヤラ〜とか増やして欲しいな」・・・etc.いいじゃないですか。笑う人なんていません。黙ってたら乗り遅れたら遠慮してたら、損です。何でも言いましょうよ!!
★☆さあ、来年のテーマは何にしよう?!考えるのも楽しいじゃん!やー!!

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