 |
2002年4月号 |
|
 |
〜多重人格診断〜 |
●いまや私の頭の中にはカーシーの性格診断がかなりの重きを占めている。てなわけでまたぞろ続きを。すまんすまん(日夜,
私にレクチャーを受けている太田丸はすっかり洗脳?され,「性格診断は,役に立つなあ!」と寝言でまで言っていた)。
●前号を書いてから,さっそく「自分もやってみた」という人からの報告が続々と。そのうち何人かについては,私はひそかに
「予測」をたてていた。これが面白いように的中。私はすっかり天狗になった。 とはいえ,実際にはつまるところ,その人が<外向Eか内向型I か><感覚型Sか直観型Nか><思考型Tか感情型Fか><判断型Jか認知型Pか>をそれぞれ二者択一で判断すればいいのだから,簡単と言えば簡単である。その結果出てきた各タイプの総合的描写があまりに当てはまる(場合がある)ので楽しい。
●よりきちは,予測通り,「プロモータータイプESTP」だった。「優れたアイデアがどんどん出てくるが,それを
実行に移すプロジェクトの事務手続き上の細かいことは苦手」「危険が身近 に迫っているようなぎりぎりの状態で行動すると逆に元気が出る」「容赦ない実用主義者で,自分が必要だと思ったことを何でも正当化しようとする傾向もある」。どうよ? よりきちそのものである。木皿儀さんはテストをやりたがらなかったが,私の
診断ではどうもよりきちと同じタイプである。本人もその性格描写を読んだ限りでは納得していた。そしてよりきちがテストしてそれだと分かったとき 「そうか,同じタイプのヤツにフォローしてもらおうと思ったからダメだったんだ」
そうなのであるよ。フォローしてくれる人がいてこそ,このタイ プの優れた才能は正当な評価を受けるのである。
●かじ姐は「エンターテナーESFP」である。もうこの言葉を聞 いた時点で「当ったり〜〜」って感じであるが,さらに描写を読むと「ひとりでいるのを好まず,常に一緒にいられる相手を探している。しかしそのことで苦労はしない。なぜなら他人もこのタ
イプと一緒にいると楽しいと知っているからだ」「会話も上手で,ウィットに富んだジョークでみなを楽しませることができる。洗練された雰囲気を持ち,最新のファッションを着こなし,
グルメ,物質的な楽しみなど人生の喜びすべてを満喫するのだ」
●一方藤井大王は「パーティのホスト・ホステスESFJ」である。このタイプは「すべてのタイプの 中で最も社交的で,人との関わり合いから元気になる」「社交の場では全員が気持ちよく参加できるように配慮し,人の世話をし
て回る」「人が自分に無関心だと傷つく」 「だがときに妙に悲観的になり,周囲の人も緊張させてしまう」・・・まんま,である(と思うが如何)。
●いずれの傾向にしても,それが強い人は分かりやすいし,点数 が真ん中へんになる, つまり傾向がどちらともいえない人の場合は判断しにくい。かじ姐などは,「外向」の要素は目を見張るばかりに突出していた。その他の要素もかなりどちらかに偏っている。しかし中には,こゆみこやかめちゃんのように,同点になる
要素が2つ以上あって「判断不能」になってしまう人もいる。 「私って多重人格?」とこゆみこは悩んでいたが,というより, バランスがとれているということなのである。それでももちろん,これだけ
ははっきりと強い,という要素があり,それがその人を支配する要素だ。 こゆみこの場合は「真理にこだわり, 追究する」ところが強いようである。
●私の予測の的中率は,バラの要素で考えれば8割を超すと思うが,4つと もどんぴりゃりだった人は半分ぐらいだろうか。それにしても,金沢さんをはずしたのは我ながら意外だった。金沢さんは,「行政官ESTJ」タイプ−−「職場,地域社会,所属
する宗教団体などで責任ある地位に昇進することが多い」「時間 には正確で,他人にもそうであることを期待する」「本音と建て前を使い分けたりはしない。頼りがいがあって首尾一貫している」・・・ぜったいこれだ! と信じて疑わなかった。ところ
が,本人がテストした結果は・・・「エンターテナー」。かじ姐 と一緒である。うそだああああ。 どうやら,ビシ・プレジデンチとしての金沢氏は,思い切り
「役割性格」の演技をしているらしい。「ほんもの」の金沢さんは,飲み会でデロデロになって女の子にちょっかいをかける「つ けべ(by マルセロ)」な彼の方らしい
|