たかが・・・されど・・    2002.6.23 <おおゆみこサンバ化日記>

●基本的にはサッカーに全く興味のない私。でも,今日(6/18)日本が負けてしまったのには意外なほどの寂しさを感じた。
●W杯が開幕してから,向かいのアパートから時折「ぎょわー」「あう〜〜」という奇声が聞こえてくる。初めは「??」と思ったが,当然ながら,試合を見てその経過に騒いでいるのだと分かった。興味はなかったが,どこかほほえましいとは思っていた。日本対ロシア戦の日,前半は見ていなかったが,後半に仕事の手を休めてちょっと試合を見ようとしたら,とたんに,稲本のゴールである。つい「きゃー!やったあ!」と叫んでしまっていた。ところが,向かいのアパートは静かだ。不在らしい。スタジアムに行ったか,それともどこかでみんなで集まって見ているのか。雄叫びが聞こえない。なんだかすごく寂しかった。自分もどこかへ出かけていって他の人々と騒ぎながら見ればよかった。ちょっと後悔した。
●結局,サッカー自体に興味がないがゆえに,よりいっそう,「皆でワイワイ」という要素に重きを置いてしまうのである。「酒好きというより飲み会好き」の心理。せっかく単純に興奮して騒げるチャンスだったのに,失敗した。こういうのはつかの間とはいえ人と一体感めいたものが持てて楽しいのだ。せめて向かいのアパートの雄叫びでもあればそういう気分も味わえたのだが。・・そう考えると今日の敗戦は返す返すも惜しいなあ。勝っていれば,次の試合は合宿の土曜日だったはず。それこそ「皆でワイワイ」という状況だったのだ。サッカーに興味がなくとも,やまだまウォッチングだけでも面白いしさ(^_^;)。
●韓国は劇的な展開でイタリアに勝った。この大会,私が外国選手のうち唯一「知っていた」選手は韓国の安貞桓という美形だった。開幕前に偶然何かで見て,そのあまりの「好みのタイプの美形」ぶりに目が釘付け。日本の選手もナカタとゴンしか知らなかったのに,「私は韓国を応援する!安貞桓ステキ!」と宣言していたのだった。その安貞桓が逆転のゴールを決めての韓国の勝利。いとしのアン様が大注目を浴び,テレビ画面の中央に映り続ける。をを!見れば見るほど好みの美青年。いやあ,活躍してよかった,私って見る目あり?(外見しか見てないくせに!)
●だが,どこか複雑な気分も残る。韓国サポーターの大・大・大・大熱狂振りを見ると,(「皆でワイワイ派」の私は)正直なところとても嫉妬を感じてしまうのである。どんなにか,興奮し,嬉しかろう,と想像が付くだけに羨ましくて仕方がない。似たような感じで来たのに,土壇場で一歩先へ行かれてしまった・・・近くにいる友人として喜ぶべき,でも,どこか寂しい,という心境。なんか,最近経済的にも落ち目の日本と,上り調子で国民にも活気がある韓国の差がますます出来てしまうような・・。しかしまあ,経済云々国力云々のことを言えば,サッカーの強豪はむしろ経済力等では「コケてる」(?)国のほうが多いか。ブラジルしかり…。日本のサッカーも韓国には遅れをとったとはいえ,これまでに比べれば上出来なのであるが,いや,サッカーの隆盛ってむしろ「経済力の悪化」と連動してたりして…? まあしかし何であれ「さあこれからだ!」と明るく期待できるものがあるのはいいことだね。
●ブラジルがやや苦戦していた対ベルギー戦をブラジル人たちと一緒に見ていた太田丸の証言によると,なかなか得点できないのに業を煮やしたひとりが突然テレビの上にろうそくをたて,マクンバの踊りを始めたそうである。そしたらその途端に点が入ったんだと!もしかしたらブラジル全土でもその瞬間皆がそれをしていたんだったりして。ブラジルでは神様もサッカー好きそうだしねえ・・(^_^;)。
●たかがサッカー,されどサッカー。狂騒ともいえるW杯開催。皆が皆,純粋なサッカーファンならまだいいような気がするが,私みたいな「サッカー自体はどうでもいいけど,自分の国が勝たないと悔しい!」というドサクサなレベルの人間を大量生産していないとも限らないぞ,とちょっと不安な気もする私である。(でも実は私は「サッカー自体はどうでもいいけど,美形が見れると嬉しい」というレベルか。わーい安貞桓さま〜)

      
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