〜血の気の多いひとびと〜    1999.2 <おおゆみこサンバ化日記>

●「献血」三題バナシ。スルドのよねちゃんは、仕送り前の財政の厳しいときに、おなかを空かせて、甘いものでも食べたい、と思ってふとグッドアイデアが。「献血センターがあるやん!」 献血するとちょっとしたお菓子や甘い飲み物をくれるではないか。と、いそいそ献血センターに行ったのであった。・・うう、悲しいビンボー。それじゃ『売血』みたいなもんやないか!

●ところがもっとカナシイことに、献血はできなかったのである。献血する前の問診でひっかかった。普段はよねちゃんは、「おお〜、いい血ですね〜」と感心され、勢いも素晴らしく超スピードで献血のビンがいっぱいになるほど元気ガンガンなのだが、たまたま3日前に耳鼻科関係で抗生物質を飲んでいて、それがまずいのだった。「でもせっかくだから、ジュース飲んでいってください」と言われたけれど、やっぱり遠慮してしまった、そうな。

●ところがその話を聞いた金沢氏、「私は確信犯でやったことがある」 二日酔いの日、「二日酔いには『ジョア』が効くんだよな」と密かに言いながら、献血車へ。当然ながら二日酔いの状態では献血できない、それを知っていながら、問診で初めて知ったような顔をして「ありゃ〜、そいつは残念」。せっかくですから、と勧められた『ジョア』は当然飲んだ、とさ。それを聞いたよねちゃん、「いや〜、私は金沢さんみたいな『悪』にはなりきれんかった〜」。

●その隣で「そういえば私も情けないこと思い出した〜」と渡辺京子ちゃん。「大学で、なんかテストもできが悪くて、私ってだめな人間だ〜って落ち込んでたことがあって、そんなときに献血車が大学に来たんで「そうだ、献血だ、これでせめて人の役に立とう」と思って勇んで行ったんだけど、2,3日前に飲んでた風邪薬でひっかかって。「私って献血もできないんだ〜」ってますます落ち込んで「おかあさん、ごめんなさ〜い」なんて言っちゃって」

●おかあさんといえば、私の母はちょうど今の私ぐらいの歳でガンで亡くなったのだが、容態が急変した時にはたくさんの方に献血のお世話になった。とくに、当時大学生だった私は、クラスメートで血液型の合う人間がたくさん献血を申し出てくれたのをありがたく思い出す。クラスの名簿に血液型の欄もあったので、みんなで手分けしてA型の人に連絡をとってくれた。・・・・実は私がリベルダージの登録用紙に「血液型」の欄を設けているのは、決して伊達や酔狂でなく、そのときの記憶があるからなのである。万一のときに、これだけの人間が協力してくれたらすごいことではないか。

●ちなみにリベルダージのメンバーのうち(98年度登録者+99年度新規登録者)血液型記載のあった人は122人、うちA型53人、O型31人、B型26人、AB型12人である。まあとりたてて日本人の平均と変わるところもないような気がするが、未記載者(不明だ、というひとも。あるいは私のほうでの転載ミスもあるかも)が48人いる。血液型による性格診断をある程度信じるとすれば、律儀なはずのA型はけっこうちゃんと記入しているのではないか、その他の血液型は「知らないんだよね、自分の」O型とか、「あ、忘れてた、そんな欄あったっけ?」というB型とか、「そんなの記入して何になる,したくないよ」AB型とか・・・(←思いきり偏見)。で、きちんと調べなおすとB型とかぐーんと増えたりして???

●ま、何型であれ、われわれの中に流れるサンバ好きの血を他の人々にも注入して(??)日本サンバ化計画を推進するためにも、みんなどんどん献血に協力しようではないか!(ただし二日酔いでないときにね)。いっそ「A型隊」「B型隊」など結成しておいて頼まれもせぬうちに病院に押しかけ、そのときたまたま手術することになったひとりの人間に対して大量に「サンバの血」を入れてやればなおさら効果的かと思われる。元気になったあかつきにはリベルダージに入会すること、という念書をとっておいてさ。吸血鬼じゃなくて献血鬼か?

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